「ちょっと待てよ! お前らあぁぁぁっ!!」
私が「きくたけワールド」に足を踏み入れるきっかけになった一冊。 悪意があるわけでもなくプレイヤーが暴走しています。ファラウスが二重人格者という設定を獲得していなかったら、このリプレイは全く違う事になっていたでしょう。しかしそれでもしっかりまとめてしまうのは、きくたけさんの豪腕の見せ所。 S-Fの世界を全く知らなくても読め、また爆笑できます。プレイの参考には……なるんだろうか? ともあれ、ライトノベルを読むつもりで読んでいいと思います。しかし純文学に慣れている人がこの本を読むと、最初の数ページの時点で頭痛を起こすかもしれません(私は起こしました)。気をつけてください。 シナリオの内容としては王道と言っていいのでは。最初はなんでもない普通の日常だったのが、ターニング・ポイントを迎えてからは、ゴロゴロと坂道を転げ落ちるように世界の危機へとまっしぐら。特に中盤の一シーンでは、ざわりとしたものを感じました。 しかし、これを読むと、どうしても『スレイヤーズ』(神坂一・作)を思い出してしまいます。笑と闇とのメリハリが似ているのです。こう感じるのは私だけかもしれませんが。
悪役プレイ楽しい〜
セブンフォートレスリプレイの第三弾・・・にして富士見文庫から二冊目のリプレイ(笑) アルセイルの氷砦では、めちゃめちゃだったゲームバランスも、整えられてシステム的には、申し分ないのだが、プレイヤーが滅茶苦茶です(笑) プレイヤーが、悪役やってしまうのは、どうなんでしょうか? いや、とても楽しいのですが(笑) またソレを全部シナリオに反映させる菊池たけし氏もスゴイ力量です。 この「リーンの闇砦」から、システムの遊び方例というリプレイから、 より「読み物」としてのリプレイに力を入れ始めていることが伺える作品であり、初期の作品から、飛躍的に、作家菊池たけし氏のレベルがあがっています。 またこのころから、読み手に前半は大爆笑させて、後半に泣かせるという、「きくたけリプレイ」の王道ができつつあります。
富士見書房
フォーラの森砦V3〈上〉―セブン=フォートレスリプレイ (ファミ通文庫) フォーラの森砦V3〈下〉―セブン=フォートレスリプレイ (ファミ通文庫) フォーチューンの海砦―V3 Edition (下) (富士見文庫―富士見ドラゴンブック (20-4)) フォーチューンの海砦 上―セブン=フォートレス・リプレイ V3Edition (1) (富士見ドラゴンブック 20-3) フレイスの炎砦V3〈下〉―セブン=フォートレスリプレイ (ファミ通文庫)
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